システムデザイン |
クラリオン |
DFZ-665MC(CD/MDプレーヤー) |
TRADE IN BOX |
TBE-1877B(スピーカー) |
ご紹介のお客様は、隣町の越路町からホームページと雑誌を通じてご来店です。
お気に入りのプレーヤーを活かし、スピーカー交換で高音質再生に挑みます♪
取り付け時間ですが、ワゴンRの場合、若干の加工を要しますが約3時間位で取り付けが可能です。
音に悩み始めたら、まずは手っ取り早くスピーカーを交換してみてはいかがでしょうか。
下記画像は、TRADE IN BOXスピーカーの取り付け手順の概略です。
参考までにご覧ください。
画像は、純正スピーカーが装着されていた場所の画像です。
取り付け前にはスピーカーが装着可能かの確認が必要です。
純正のスピーカーホールが小さい場合、装着するスピーカーサイズに合わせて鉄板を加工します。
錆止め塗装も忘れずに!!
適切なスピーカー位置を決めるのは微調整を行ってからになります。
特にセパレートスピーカーを取り付ける場合はスピーカー位置が適切であるかの判断が肝になります。
まずはユニットの適切な位置を決めるために測定器を使って判断し、固定します。(ここでは仮固定です)
純正システムにトゥイーター(高音用スピーカー)が無い車両の場合では取り付け位置の判断が基本になります。
今回の狙いは、ドア下に装着したミッドレンジと平行を保たせ音の一体感を持たせる事が狙いです。
今回のようなヘッドユニットを使用するシステムでは、タイムアライメント機能やイコライザー調整機能が無い為スピーカーの取り付け位置を十分検討することが大切です。
その時、各左右のスピーカーユニットが向かい合うため、音の干渉を防ぐ微妙な調整と工夫が必要です。
また自然で整った音調を得るためには精密な測定器などを使用し取り付け位置を判断することが必要です。
微調整はヒアリングにおけるトリミング調整で仕上げます。
残念ながら今回使用したヘッドユニットは、価格が3万円代のモノで、機能は然程期待できる仕様ではありませんでした。
そこでプレーヤーを選ぶ時の注意点ですが、音像を上手くダッシュ上に再現させる上での必要な機能としてタイムアライメント機能が付いているプレーヤーが望ましいです。
なぜならば車室内ではリスナー席が中央でなく運転席であり、近い方側に位置するスピーカーに音が引っぱられ音が片寄った現象が起き定位も悪く音像もぼやけて聴こえてしまいます。
そこで近い側のスピーカーに遅延(タイムアライメント)をかけ、擬似的に中央で聴いているかのように調整します。
車室内ではタイムアライメント機能が必要で、内臓アンプを使用する場合はクロスオーバーネットワークやイコライザー機能などがあれば申し分ありません。
少しでも良い音を望むなら上記機能が付いているかの確認が必要です。